『アーキテクチャとクラウド──情報による空間の変容』

コンピュータのシステムやプログラム、インターネットのサービス、人間をコントロールする環境管理型の技術、社会やモノの構造・深層、そしてそれらの設計などを意味し、近年、多様な場面で使われている「アーキテクチャ」。また、多様な展開をしているGoogleや、インターネットに常時接続可能な環境がインフラストラクチャーとして整備された今「クラウド」と呼ばれるネットワークのあり方が現実化している。クラウドによる変革は、かつての電力によるそれにたとえられ、社会や産業の構造、都市や国家のあり方を変えるとも言われている。
情報環境のアンビエント化・インフラ化が、地球規模でスピーディに進行し、生活やコミュニケーションのあり方、内面の領域にまで深く関わりつつある中で、建築・都市・空間はどう変容していくのか。それぞれ専門の著者による、対談・インタビュー・リサーチを収録。
情報環境のアンビエント化・インフラ化が、地球規模でスピーディに進行し、生活やコミュニケーションのあり方、内面の領域にまで深く関わりつつある中で、建築・都市・空間はどう変容していくのか。それぞれ専門の著者による、対談・インタビュー・リサーチを収録。
書誌情報
著者 原広司 池上高志 吉村靖孝 塚本由晴 藤村龍至 柄沢祐輔 掬矢吉水 森川嘉一郎 南後由和 大山エンリコイサム
発行 2010年10月
判型・頁数 B5判・112頁
定価 本体1,500円+税
ISBN 978-4-9905436-0-0
版元品切
発行 2010年10月
判型・頁数 B5判・112頁
定価 本体1,500円+税
ISBN 978-4-9905436-0-0
版元品切
目次
原広司×池上高志
生物メタファーではない抽象的な生命|内容と表現/構造とエフェクト|特異点の現象|風と共にある建築/サウンドスケープ|均質空間・ガルダイア・離散的集落|愛されるシステム| 生命の履歴|建築の倫理・科学の倫理とアーキテクチャ
吉村靖孝×塚本由晴
新世代情報アーキテクチャの空間|建築におけるクラウド|地域の時間・地域の発見 |「パブリック」と社会設計|今再び様式と総体性|工学主義とプラグマティズム|クライアント固有の歴史|文化人類学的な知性が蓄積された建築|建築の生態系|ヴァナキュラー建築のあり様
柄沢祐輔×掬矢吉水
均質空間と離散空間|Google的一望性|地図と認知、非ユークリッド的なユークリッド空間|分裂的自己と内部観測|離散空間の経験|アルゴリズム建築の美学の可能性|ネットワーク構造の編み換え
森川嘉一郎
〈趣味〉のアーカイブを目指して|人の流れと界隈|ウェブと現実の都市の流動性
藤村龍至+東洋大学藤村研究室+東京理科大学藤村ユニット
「THE 2.0 CITY」
検索可能性=図式的明瞭性/遭遇可能性=空間的刺激|ユビキタス/レガシーシステム|スプローリング/シュリンキング|トップダウン/クラウド
大山エンリコイサム×南後由和
都市空間と情報空間の一元化|ハブとリンク/タギング|リンクの動作と痕跡|都市論的・社会学的空間読解|物理的レイアウトの操作・転用|アーキテクチャによるアウトプットの変容|進行形のグラジェントマップ|コンテクストの観察と改編|アーキテクチャの把握、表層との架橋|「顔」と認証|匿名性と自由
生物メタファーではない抽象的な生命|内容と表現/構造とエフェクト|特異点の現象|風と共にある建築/サウンドスケープ|均質空間・ガルダイア・離散的集落|愛されるシステム| 生命の履歴|建築の倫理・科学の倫理とアーキテクチャ
吉村靖孝×塚本由晴
新世代情報アーキテクチャの空間|建築におけるクラウド|地域の時間・地域の発見 |「パブリック」と社会設計|今再び様式と総体性|工学主義とプラグマティズム|クライアント固有の歴史|文化人類学的な知性が蓄積された建築|建築の生態系|ヴァナキュラー建築のあり様
柄沢祐輔×掬矢吉水
均質空間と離散空間|Google的一望性|地図と認知、非ユークリッド的なユークリッド空間|分裂的自己と内部観測|離散空間の経験|アルゴリズム建築の美学の可能性|ネットワーク構造の編み換え
森川嘉一郎
〈趣味〉のアーカイブを目指して|人の流れと界隈|ウェブと現実の都市の流動性
藤村龍至+東洋大学藤村研究室+東京理科大学藤村ユニット
「THE 2.0 CITY」
検索可能性=図式的明瞭性/遭遇可能性=空間的刺激|ユビキタス/レガシーシステム|スプローリング/シュリンキング|トップダウン/クラウド
大山エンリコイサム×南後由和
都市空間と情報空間の一元化|ハブとリンク/タギング|リンクの動作と痕跡|都市論的・社会学的空間読解|物理的レイアウトの操作・転用|アーキテクチャによるアウトプットの変容|進行形のグラジェントマップ|コンテクストの観察と改編|アーキテクチャの把握、表層との架橋|「顔」と認証|匿名性と自由